
本多のコーチングについて
継続していることについて
- 本多
- 継続していることについて。はい。1年半継続―なんかもう答えを言ってもらった感じがしますけど。あらためて聞きますけど、なぜ1年半継続してるんですか。
- 佐藤
- それ、さっき言った3段階目とか、こうテーマが移って来ているっていうことと、会社のお金契約ってことで言えば、さっき言ったように、3ヶ月から半年に一回くらいはうちの管理本部の人間にも会ってもらって、そのレビューをしてるんですね。この会社が、この人に払ってるお金はちゃんと佐藤に作用してるかどうかっていうのを、僕が本多さん連れてって、こんなことやったって話を管理本部にして、「作用してますよ」、って話をするだけなんですけど(笑)。
- 本多
- それ最近やってないな。やんなきゃ。
- 佐藤
- そうですね。そろそろやった方がいいかもしれないですね。
- 本多
- 僕はしゃべらないんですよ、守秘義務なんで。僕からしゃべらなくて、佐藤さんがこの半年こうだ、こうだ、こうだって。僕が「ふ~ん。あ、そんなことあったんだ~。」って聞いていると。で人事担当の人がそれを聞いて「はあ、はあ」って。そんな感じですね。
- 参加者
- 組織の活性度を定量的に計ったりしないんですか?
- 本多
- 組織の点数みたいなのは一回検討しましたかね。
- 佐藤
- あーそうですね。学習する組織であるかどうかっていう。
- 本多
- ピーター・センゲの。
- 参加者
- 売り上げに繋がっていなくても、そこに必ず行く良い組織としての指標が、明らかにもう何度も出てる感じがしますよね。
- 佐藤
- そうですね。もうちょっとこう、複雑になってきたり、人数が多くなってきたら、そういう組織活性度調査みたいな、360度調査みたいなもの用いてもいいかなと思うんですけど、おっしゃるように今先ほどの調査やるよりも笑顔の質を見てた方がよっぽどわかるかなっていう感じはしますね。
その他、参加者から事前にもらった質問に関して
- 本多
- 第三者のコーチでなく、上司が部下にコーチングするっていうことについてどう考えられますか?
- 佐藤
- あ、これはうちの会社では―さっき言ったように、今やってるんです。すごい有効だと思いますね!
- 本多
- うん。
- 佐藤
- あのー、ま、本多さんの目の前で言っていいのか、ま、ぶっちゃけて言っちゃえば、
- 本多
- どうぞ!
- 佐藤
- たぶん本多さんに合わないうちの部下、幹部候補も居ると思うんですよ。で僕は本多さんが合ってるので良いと思うんですけれども、たぶんコーチの人って、相性とか適正とかがあるんじゃないかなと思うんですよ。
- 参加者
- あります。
- 佐藤
- で、本多さんはこういうタイプの社長、ま、特に社長とかがお上手なんじゃないかなーとやっぱり思うんですけど、それがじゃあ社長の下の、ナンバー2、ナンバー3をコーチしても万能に働くかどうかっていうのは、わからないなぁと。あと営業系、技術系とかあって、うちの会社7割くらい技術者なので、えー、技術者のトップのコーチできますかとか、たまにこうトライするんですけど、それはまだちょっと未知の領域ではあると。ま、この質問に答えるとしたら、一番良いのは上司が部下にコーチすることじゃないかな、と僕は今思ってます。第三者ではなく。
- 参加者
- ちなみにこの質問を事前に出したの私なんですけど、信頼関係さえあれば、っていう条件付きでそれはそうだと思います。
- 佐藤
- ああ、もしかしたら、大企業はどうかわかんないんですけど、
- 参加者
- そうそう、その通りです。
- 佐藤
- ベンチャーは信頼関係なしには同じ船に乗れないので、信頼関係があることを前提に、上司が部下をコーチングするというのがベストかなぁ、と。
- 参加者
- ついついティーチングになったり、とくに上だと答えがわかってたりするんで、ついこうしろ、って。わかったつもりになっちゃうことが多いんで、命令口調についなりがちっていうんですかね。最初一生懸命我慢してても。そういうことってないんですか?
- 佐藤
- あるでしょうねぇ。
- 参加者
- (笑)
- 参加者
- 会社の場合には皆さんどうやってコーチングを学ばれたんですか?佐藤さん以外の中間管理職、本部長、諸々の皆様は。
- 佐藤
- えーと、僕が本多さんに相談しながら教えていったっていうのがひとつ。あとは、いろいろ外部研修とかは自由に教育投資してるので、外部の会社さんのプログラムに参加したりとか。その他に個人の判断でやってる人もいます。
- 本多
- コーチにとって実績、ビジネス経験はどの程度重要と考えるか?例えば経営者の経験がなくても経営者のコーチングができるのでしょうか?どう思いますか?
- 佐藤
- うーん…。信頼関係を結べるかの方が大事だと思いますね。(あるレベル以上のコーチであれば)スキル的には当然できるんだと思うんです。だから(クライアントである)経営者のほうが、コーチングとはこういうもので、コーチに対して求める役割はこうだっていう風に信頼関係を結べば可能だと思うんですが、はじめに信じ込ませるために、実績とか経営者であったという方がよりベターという感じはしますよね。
- 本多
- なるほど。
- 佐藤
- 経営者じゃなかったとしても、経営者をコーチした経験があるっていうのは効くかもしれないですよね。その会社の業績がこういう風に改善したとか。
- 参加者
- 佐藤さんはコーチングをして幸せになったか、っていう点ではどうですか? 業績とかっていうのはいったん脇に置いて。自分自身が。
- 佐藤
- あのー、幸せになったと思いますね。ていうのは、えー、まず身近ところで言うと、部下と、こう、握れてる感じがするんですよね、今。会社を経営していくのに。その辺っていうのはこう、会社に行くのが楽しくなりますよね、やっぱり。(照れ笑い)。ま、営業にしても開発にしても、「今日は彼と新しいプロジェクトについてこういう話をしよう!」っていう感じであるので、会社の人間関係が楽しいですよね。それが一番よかったかなと思いますね。
- 参加者
- 今後も継続はされる予定ですか?
- 佐藤
- はい!
- 参加者
- もう一つ。もし止める時が来るとしたらどんなときでしょう?想像ですけど。
- 佐藤
- そうですねえ。継続していきたいと、まぁ、短・中期的には当然思ってて、止める時が来るとしたらそれは、ある程度自分の人生の目的を達成して必要なくなった時でしょうね。そうなるといわゆるプライベートコーチまでつづけますか?っていう質問なのかなって思いますけどね。あと、ビジネスマンを引退するとか。ただまぁ、そこになったら当然会社のお金ではできなくなるだろうし、もはやどういう形でつづけるのかっていうのは別の形態になるんじゃないかなぁとは思いますけどね。
- 参加者
- 本多さんから見て、佐藤さんは一言で言うとどう変わったのかっていうのは。
- 本多
- はー。
- 佐藤
- 聞きたいですね。
- 本多
- えー、最初会った時は、本当に、鎧を着てるみたいな感じで、大変そうだなって思っていました。はい。…それが、本当にバカになっちゃった!ははは!
- 一同
- (大笑)
- 参加者
- バカになっちゃった(笑)。
- 本多
- あーあ、みたいな(笑)。でも、そうすよねー、半年ぐらいって言ってましたけど、あのー、まぁいいんでしょうけどもう言っちゃいますね。本当にね、佐藤さん、うーん。…かっこよかったー。 佐藤信也の未来に微塵でもね、曇りがあったらそりゃもったいない、と。ふさわしくないと。って。もうねー…かっこよかったっすよ!
- 参加者
- また涙が出そうになった(笑)。目が充血して。思い出してね。
- 佐藤
- ありがとうございます。
- 本多
- これはもう、クリアな未来に、白いキャンバスに絵を描くかのように、事業を再創作したっていう感じでした。答えになってますか?ごめんなさい。かっこいい。かっこよくなったなと。おバカでかっこいいなと。ははは(笑)。
- 佐藤
- ありがたい言葉や激励までいただいて…感動です。ありがとうございます。
- 本多
- 本日はありがとうございました。
本多からのコメント
佐藤さんは、私が経営者のコーチとして独立した当初からお付き合いさせていただいているクライアントです。でも実は契約をいただくときは、佐藤さんは覚え ていらっしゃらないかも知れませんが、最後は私から「周りは色々言うでしょうけど社長なんですから決めてください。」って迫りました。そんな私の強引さも 佐藤さんに受け入れていただいたからこそ今があります。大感謝です。そして私は佐藤さんのことが大好きです。ありがとうございました。

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